夫の母は、明治43年に台湾の台北市で生まれました。
台湾の日本統治は1895年ですから、120年前です。
東京神田の造り酒屋の父と、鳥取の御殿女中だった母の間の長女として
明治43年に生まれました。生きていれば105歳になります。
機転が利き元気の良かった母は、終戦後引き上げてくるときに
洋服の仕立てに使う裏地の、木綿のスレキと言う生地を丸めて枕にして
なぜか枕が一人2個ずつ持って来れたので、沢山お裏地を持ち帰ることが出来
布団の側には白い生地を使い、引き上げ後はシャツを縫って売り
家計の足しにしたそうです。
台湾生まれの母は、なぜか台風が大好きで「いつくるか~?」と、動けなくなっても
台風の動きが気になっていました。これは血を引いた夫も同じ性格で
二人ともゆ~っくりした台風は嫌いで、ちゃっちゃと来い!と
発生してからさっさと進んで通り過ぎるのが好きな人たちです。
母は台風が近づいてくると、長靴、レインコート、懐中電灯、ラジオ、ローソクなど
七つ道具を揃えて台風を待ち構えていました。
以前は直撃を受けて、雨戸をみんなで抑えるような強い台風も来ましたが
近頃は台風銀座の称号もどこかに譲ってしまい、建物もコンクリート建てになり電気も、
TVも 消えず、台風の進路も刻々と表示されて有難い世の中になりました。
台風が来るとなると、「台風がくっど」となんか嬉しげだった母を思い出します。
12号台風が来る前日の25日の空の色
この数日、モミジバアオイが咲いてくれました
朝早く、日中に、夕方しぼんでいき
元気色の姫ひまわりも咲き始め 美人菊も風に揺れています
ミソハギも咲き始めあっという間に沢山お花が
シオンの花も下からまた沢山咲き始めています ムクゲも沢山
マイタケでお肉を柔らかくする方法をTVで放映していました。
舞茸の酵素がお肉を柔らかくするのだそうです。固い輸入肉で試してみると
ニュージーランドのお肉は大変柔らかく、日本のお肉と変わらない感じで美味しいです。
アメリカやオージービーフも、肉好きな夫がクレームを付けることなく食べています。
これは日本のモモ肉でローストビーフ用に、舞茸で丁寧に巻いて冷凍しました。
使った舞茸はお肉の煮汁やオリーブオイルなどでソテーしてお肉に付け合わせます。
お肉をのせて
歩瑠璃と舞茸で巻いてラップします